エッセイ・NO.20 「令和5年 新年ご挨拶」 (2023.1.1)

  
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    新年ご挨拶   2023(令和5)年 元旦

 昨年の7月に私(順暁)の家内(かずみ)の兄であり、また妹(満智子)の夫でもある
北畑二三雄兄が永眠いたしました。年賀状をいただいたりする有縁の方々には、昨年
の師走早々に年末年始のご挨拶を失礼する旨のお葉書を差し上げました。
 
 毎年、有縁の皆様に出す年賀状と同じものを、ここに掲載していますが、今年も同様
に少しだけ文面を変えて「新年の挨拶」文という形で、ホームページを見て下さる皆様
にご挨拶させていただきます。

 皆様方には日頃賜りますご厚情を深謝致しますと共に、今年も変わらぬご交誼の程
お願い申し上げます。

 さて、昨年も上記のことを含め、家族3人共々に流行の病気に罹ったりして、色々の
経験がありました。そんな中で、滅多に見られぬ太陽と月の天空ショーを写真に収め
る幸運を得ました。毎日眺める由布岳・鶴見岳は春夏秋冬・朝夕衣替えして楽しませ
てくれました。更に、長年希求していた「林間の姫様」に毎晩通える場所で出会うこと
ができました。

 最近、当地区と隣町で自然観察・里山ガイド的なことに関わり手伝っています。60数
年前、子供の時に野山や川で遊び回り得た知識のあれこれを話せば、興味深く聞いて
くれて何とかガイド役が務まります。まさに「昔とった杵柄」です。ただ、人々が自然と
共に暮らしていた美しい里山の景観が目に見えて荒廃してきています。

 そんな中、田舎暮らしに生甲斐を求めて移住して来る人や、捕獲した昆虫や水生生物
の名前を、私が図鑑を見る前に全部言い当てる子供達が居ることに、小さな希望も抱い
ております。

 
皆様にとりまして、幸多きことが沢山ありますように。   御堂順暁

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